☆持ち家と賃貸はどっちが生涯費用が安いのか?
「生涯費用」とは、一生かかるお金のことです。例えば100歳まで生きるとして30歳で家を買う場合、70年間の費用のことを「生涯費用」と言います。
みなさんは持ち家と賃貸ではどちらが安くなるか考えたことはありますか?
☆似たような地域で比較する必要がある
例えば東京の六本木の賃貸マンションに住み続けるよりも、地方で戸建住宅を建てて住み続けた方が生涯費用は安くなるでしょう。東京の六本木に戸建住宅を建てて住み続けるよりも地方の賃貸マンションに住み続けるほうが生涯費用は安くなるでしょう。ですからこのような比較は無意味です。
☆持ち家(戸建て住宅)に住み続ける場合
・建物代(1000万円~3000万円もしくはそれ以上。広さや設備によって異なります)
・土地代(300万円~3000万円もしくはそれ以上。地域によって異なります)
・固定資産税(建物の規模によります)
・外壁や屋根の修理代(50~300万円もしくはそれ以上。ハウスメーカーや工務店に要確認)
・設備のリフォーム代
☆持ち家(マンション)に住み続ける場合
・物件代金(3000万円~5000万円もしくはそれ以上。地域によって異なります)
・管理費(マンションによって異なるため要確認)
・修繕積立金(マンションによって異なるため要確認)
・駐車場代(マンションによって異なるため要確認)
・固定資産税(大きさによります)
・設備のリフォーム代
☆賃貸住宅(戸建て住宅、マンション)に住み続ける場合
・家賃
・共益費
・駐車場代
☆まとめ
持ち家と賃貸、どちらが安いのかは住む地域によります。どのハウスメーカーや工務店で家を建てるかによって建物代や生涯の修理代も変わってきます。単純に生涯費用を抑えるだけなら子育てをしている間は3LDKの賃貸マンションに住んで、子どもが巣立ってからは1LDKの賃貸マンションに住むのがオススメです。